2010/10/15

カンボジア紀行

カンボジア、シェムリアップ周辺には遺跡が数えられないほどあり、ジャングルの中には手つかずのものも多いです。神話に基づく徹底した建築作りはクメール文化を象徴するものだとつくづく感じられます。人がいて宗教があり文化がある。とても強く大きな気持ちをもっていたのだと、この文明を見ると感じます。

カンボジアに来て一番印象に残ることは、人の素朴さ。
なんとも言えない人間味が自分にはとても心地良く感じました。
内戦の影響で貧しい生活を強いられている方々も実際には多いのですが、自分たちの力で絶対に豊かになると言う気持ちを聞かされると、多くの寺院を作ってきた祖先、また、今に残る多くの遺跡がカンボジアの方々の誇りであるとともに、自分たちにもできるという力が伝わってきます。

現在の国、人、文化、空気すべてが一つに感じられることができ、どれも違和感のないカンボジアは、暖かい空気に包まれていました。







ヒンドゥー教の遺跡には、神をいつもまっている牛がいます。東西南北を正確に現し、神様の神殿として建築されています。