空が高く澄みきった空気感の今日この頃です。
雪景色に染まる前のひとときですね。
夕日が奇麗です。
2010/10/31
2010/10/15
カンボジア紀行
カンボジア、シェムリアップ周辺には遺跡が数えられないほどあり、ジャングルの中には手つかずのものも多いです。神話に基づく徹底した建築作りはクメール文化を象徴するものだとつくづく感じられます。人がいて宗教があり文化がある。とても強く大きな気持ちをもっていたのだと、この文明を見ると感じます。
カンボジアに来て一番印象に残ることは、人の素朴さ。
なんとも言えない人間味が自分にはとても心地良く感じました。
内戦の影響で貧しい生活を強いられている方々も実際には多いのですが、自分たちの力で絶対に豊かになると言う気持ちを聞かされると、多くの寺院を作ってきた祖先、また、今に残る多くの遺跡がカンボジアの方々の誇りであるとともに、自分たちにもできるという力が伝わってきます。
現在の国、人、文化、空気すべてが一つに感じられることができ、どれも違和感のないカンボジアは、暖かい空気に包まれていました。
日本人からすると、遺跡が壊れるのは地震だと認識しますが、カンボジアは地震がないので、その感覚はありません。すべては自然。石を愛するガジュマルの木こそが、小さな石の隙間に入って遺跡を崩すそうです。とても大きな木でも樹齢300年ほど、根を張って枯れてを繰り返しジャングルに溶け込んで行くそうです。ガジュマルの木は土から生えている物はほとんどなく、動物によって運ばれて来るものが成長します
どの寺院でも見られる入り口にある彫刻。ヒンドゥー教の神話に出てくる、乳海撹拌を現しているそうです。向かって左が神々、右が阿修羅。神と鬼が共同で海にカメをおきその上に山をおいて、その山にヘビを巻いて両方から引っ張ることで、カメが回転し撹拌するそうです。それを1000年続けると不老不死の薬ができたと言うお話です。
アリは、今後の自然現象を察知して安全な場所に避難します。子供も卵もみんな連れて引っ越しです。こちらでは、大きなアリ塚を沢山見ます。アリ塚の上には精霊がやどっているということで、こちらの人はアリ塚を大切にしています。
2010/10/10
2010/10/08
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2010/10/03
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